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「ハンセン病について」の学習 [6年生]

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6年生は28日人権教育推進員の十川勝幸さんを講師に
お呼びして「ハンセン病について」の学習を行いました。
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ハンセン病は長らく恐ろしい伝染病で遺伝する等,間違った
うわさが人々の間に広まり,感染者は強制隔離され,その
家族も社会から仲間はずれにされてきた。
しかし,真実は全く違っていた。
ハンセン病は大変軽い病気で,ほぼ人にうつらない病気,遺伝
もしないこと,感染してもプロミンという薬で必ず治ること。今は
日本にハンセン病患者はいないこと。
こういう基礎知識を持って,6年生は十川さんに質問をしました。
「回復者の方々はこれまで,どんな差別を受けてきたのですか」
「隔離された療養所での生活はどのようなものだったのですか」
「うつらない病気だと分かってからも,なぜ隔離を続けたのですか」
「回復者の方々は今どんな暮らしをされているのですか」
「私たちにもできることはあるのですか。」
こうした子どもたちの素朴な質問に十川さんはていねいに答えて
くれました。
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子どもたちが学んだことは,家族や周りの方々に伝わり,早くハン
セン病への偏見や差別がなくなることを願っています。
平均寿命が80才にもなっている回復者の方々は,ふるさとへ帰り
たくても,未だ残っている世間の冷たい目が怖くて帰れないと言い
ます。この方々が生きておられるうちに,差別のない温かい社会
にしていかなくてはと思います。
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