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別埜池のお話 [4年生]

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私たちの学校がある久勝小の校区には、たくさんの宝物があります。
その一つが別埜池(べっそいけ)です。
別埜池は校区の北の方にあって、県内で一番大きなため池です。
その別埜池がどうやってできたのかなどのお話を阿波町土地改良区
の方と川人忠元校長先生が来て説明して下さいました。
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別埜池はもともと明治時代より前からあったのですが、最初はもっと
小さなため池だったそうです。それが今から100年ほど前に、この
あたりが雨がふっても水があっというまに吉野川に流れて米も取れない
土地だったため、久勝村の村長であった川人門三郎という人が中心に
なって池の拡張工事をしたのです。
昔は今と違って機械もなく、スキ、クワ、もっこなどの道具を使い人だけ
で工事をしなければならなかったため、大変な工事だったのです。
さらに、お金もたくさんかかるため、反対する人もおり、門三郎さんは、
自分の給料を全部出して工事を続けたそうです。
そのおかげで、工事は明治43年に完成し、池は徳島県で一番大きな
ため池となって、地域をうるおすことができました。
その当時のことが石碑に刻まれて、久勝公民館に今でも残っています。
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