特活「伝え合おう(無人島SOS)」 [4年生]
11日特活の研究授業(4年)がありました。
主題は「伝え合おう(無人島SOS)」です。
内容は,無人島に残されたときに必要な物を個々に考えさせ
個人の決定から班員全員の合意に至るまでのプロセスで,様々
な葛藤場面や人間関係を体験することによって,自他のものの
見方や考え方を知るとともに,班員全員が互いの意見を尊重し,
合意することの難しさや大切さを体験的に学ばせるというもので
す。
必要な物として,ナイフとフォーク,マッチ・ライター,なべ,
おの,ウィスキー,ロープ,海図,テント,毛布,時計,ラジオ,
薬,裁縫道具,カメラ,タオル,鉛筆と紙,望遠鏡という17個の
物の中から8個を選ばせました。
個人で選んだときには,ナイフとフォークを真っ先に選ぶ子が
多かったのですが,班で話し合った後は,テントやロープ,海図
等を選ぶところが多かったようです。中にはウィスキーを選ぶ子
もいて,理由は中にSOSのメッセージを入れて救助を待つという
ものでした。
感想としては,みんなで意見を言い合って楽しかったというもの
が多かったものの,班で意見をまとめるのが難しい,もっと意見
が言いたかったけど言えなかったという子もいました。
放課後の授業研究会で出た意見として・・・
・ずいぶん子どもたちが育ってきているし,意見をしっかり言えて
いる子が多い。
・まだまだ友達の発表をよく聞けていない子もいる。
・リーダーとして人の意見をまとめたり,折り合いをつけられる子
ども,自信をもって人に伝えられる子を育てることが大切だ。
担任として,今後もこうした取り組みを続け,級友の多様な考え
方に気づき,互いを認め合える人間関係を築きたい。その上で,
しっかりとした学力を身につけさせたいと思います。
2012-10-11 20:41
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