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歌・感動・命を輝かそう!

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 いよいよ2月から3月へバトンタッチする週に入ってきました。水曜日は4年に1度
のオリンピックイヤー,閏年(うるうどし)の証明である2月29日です。12年前のこの
日に男子の双生児が,久勝地区で誕生していたんですね。その偶然性・運命性に
科学では計り切れない自然の恵みや尊さを感じます。
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 3月という月はまさに「卒業」「巣立ち」「別れの季節」ですね。昭和57年3月,市場
中学校の33HRの卒業の時,生徒たちが学級歌とオフコースの「さよなら」を歌って
くれたこと,切なく強く心に響きました。卒業(式)には感動する歌は欠かせません。 
 今年も久勝小学校で「♪うららかに 春の光が……」で始まる卒業式の歌が歌え,
聴けることに喜びを感じます。昭和54年,当時の三好町立東山小学校で卒業式ま
でに何回か歌ってくれた,この「卒業式の歌」を初めて聴いた時は『こういう歌がある
んだ!』と感動しました。卒業生11人,在校生38人の精一杯の歌声は少人数を感
じさせない,気持ちのこもった素晴らしい歌声でした。
 東山小学校で3年間勤務した後,市場中・阿波中・山川少年自然の家と小学校で
勤務することがなく,平成12年度に国府中学校から阿波中学校へもどって来て,来
賓として林小学校の卒業式に臨席し,高らかに歌われた「卒業式の歌」を聴いた時,
「何かなつかしい思い出深いもの」を久しぶりに味わえた感じがしました。平成24年
3月の私にとって教職最後の久勝小学校での「卒業式の歌」,しっかり心に刻みつけ
たいと思っています。
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 欠席者が2人に減った27日の月曜日の朝会で,『命』についての話をしました。そ
れは子どもたちの家族の方とお話をする機会があった時,「小学生の我が子は今
『死』について考えることが多い。」と聞かされたからでした。「人間は死んだらどうな
るのか?」と考えたり,「自分が死にそうになった夢をよく見る。」と言われたそうです。
確かに自分が小学生の時代のことを思い出すと,死にそうになった夢を見た気がし
ます。
 小学生に対して「生と死」について教える前に,人間を「ヒト」として科学的に見るも
のの見方・考え方を教え育てる必要があると思いました。手始めにいくつか質問しま
した。「死んだら次は鳥になって大空を飛んだり,獣になって野原を走り回れると思う
人?」
少数ですが手が挙がりました。次に「私たちの周りには死んだ人の魂がうろうろして
いると思う人?」と聞くと50~60人の手が挙がりました。
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 「魂だけが火の玉になってさ迷う」と信じている子どもが意外に多いことがわかりま
した。人間だけが,他の動物に比べ脳が発達しているので,自分の存在を意識する
ことができる。その意識だけが宙に浮いてしまうと,人間は物質でも生物でもなくなり,
観念の世界(リセットしたら生き返る)に生きてしまう危険性があります。
 担任の先生や家族の皆様の教えでもって,選ばれて授かった大切な命をしっかり
輝かせ,次世代の担い手として活躍できるように地道に育てていきましょう。
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