学習発表会とインフルエンザ！

　節分を前にした１日～２日の水・木曜日，雪は降りませんでしたが，風がとても
きつく朝方は−２～３℃まで下がった寒い１日でした。しかし，学級の方では学習
発表会を目前にひかえ練習にも熱が入ってきて，発表当日が楽しみになってき
ました。
　３日の金曜日，風は弱まりましたが朝方は放射冷却の影響もあり，「天気予報
で，この２月１日～３日の冷え込みはこの冬一番」と予報したとおり−４～５℃まで
下がり，学校の水道管もその冷え込みに耐えきれず，２箇所で裂けて水が噴き
出しました。
　４日の土曜日には冬型もゆるみ，５日の日曜日はまずまずの天候で学習発表
会を迎えることができました。私の家の外の温度計で朝の気温は−１℃。『少し寒
いけど，まだまし。良かった！』と胸をなで下ろし，少し暗いうちから張り切って犬
の散歩にも行き，『どんな挨拶をしようかなー？』と考えながら，学校に乗り込んで
きたのです。

　しかし，待っていたのは１月１８日（水）に続く２回目のサプライズ。４年生が１１人，
６年生が６人の欠席です。１年，２年，３年，５年は欠席０です。『何ということ…？』
今日の発表に向けて，４年生と６年生は急きょ休んだ子の代役を決めたり，対応に
追われバタバタとしました。
　『この実態を校医さんと相談せなあかん！』と２回電話をしてもつながりません。
『考えたら今日は日曜日。いないのかな？』と校医さんの所に勤めている看護婦
さんと連絡をとって，校医さんの携帯番号を聞こうと思ってバタバタやっているうち
に，校医さんより電話がかかってきました。校医さんの方も急患が入ったようで手
が離せなかったらしく，朝から大変だったようです。校医さんのご指導により，４年
生と６年生の８日（水）までの学年閉鎖を決めました。何とか学習発表会が始まる
９時までに………。

　バタバタしましたが学習発表会は予定通り始めることができました。挨拶の中で
私が歌わせてもらった歌は「子供を守るうた」と言います。１９５７年に作られました。
大学時代に歌声サークルの人たちが歌っていたのを聞いて，「人間教育への愛情
が満ちあふれている」と感じることができ，すぐに好きになった歌です。　
各学年の出し物ですが，１年生・２年生・３年生は大きな声でしっかり「呼びかけ」
「群読」「劇での台詞」が言えていましたし，歌声も元気良かったし，演奏も可愛か
ったです。幼稚園も「ミュージックがすぐにスタートしない」というアクシデントはあり
ましたが，辛抱強く待ち，『よく練習しているなあ。』 と感じられる見事なダンスを元
気よく踊れてました。
　４年生は欠席者が多く，数の上で寂しい雰囲気でした。しかし，そのハンディに負
けず，出演した者が元気に精一杯学習発表をしました。劇の好きな５年生は「英語
劇」に挑戦し，そのエネルギッシュなパフォーマンスで楽しませてくれました。６年生
は最後の児童代表あいさつで言っていたように『６年生なりに良い発表ができた』と
思います。半袖のブラジル人，アラビアの国王，チマチョゴリの衣装が印象的でした。