修学旅行

　９月８日（木）～９日（金），６年生３０名，引率教師４名で１泊２日
の修学旅行に行ってきました。当初の予定は６月２日～３日でした
が，ご存知のようにおたふく風邪の流行で１割以上の欠席者が出
る可能性があり，『全員参加』を理想とすることを目標にしていたの
で，延期しました。
　９月になり，３１人の『全員参加』を目標に前日までみんなで努力
してきましたが，１名が病気でどうしても参加できず，３０名で行っ
てまいりました。
　天候にも恵まれ，気温は少し高かったですが，空気もさわやかで
本当に良かったです。旅行中，バスの中で気分が悪くなり，３０分ぐ
らい横になった子が２人ほどいましたが，重い病気になった子も大
きなけがをした子もなく，全員元気に帰ってこれたのが良かったと
思います。

　１日目の最初はキッザニア甲子園です。私自身も初めてで（２年
前は私の仕事館）期待する所がありました。中に入るとテーマパー
クのような雰囲気があり，明るくにぎやかで，いろんな職業体験が
でき，子どもたちにとっては楽しく学習ができる『最高の場所』だと
思いました。学校以外にも家族連れも多くいました。
　最初，戸惑いを感じていた子どもたちも慣れてくるに従い，どんど
んいろんな職業体験に挑戦していました。生き生きと活動している
姿を見ていると『ここは本当に良い所だ』と思いました。朝も早かっ
たので１１時前には空腹感を覚え，「早い昼食だけど」と思いながら，
券でパン２個とジュースを交換し飲食しました。
　『腹七分目ぐらいやな，でもこれくらいで丁度いい。』と思ってまし
た。２年前に太秦で食べ過ぎた経験を反省し，食べ過ぎに注意して
いました。しかし，寿司屋で職業体験した２人の子どもたちがお寿司
をもらってきて，「先生，おひとつどうぞ！」と勧められ，つい手が出て
しまい，巻き寿司を２つお相伴にあずかり，腹八～九分目になり，満
腹感を得て満足していました。すると別のグループが「カレー作った
ので食べてください！」と来ました。『え～っ，どうしよう，二年前の反
省をいかさな！』と思いながら，心と裏腹にもらって食べていました。
本人が「もらってくれた！」と言って喜んではくれましたが，反省を生
かせてない自分が情けなかった。

　次の見学地の奈良での鹿に関するエピソードを２つ。
①担任の村上先生が子どもたちを解散させた後，カバンの整理をし
ていると背後から近づいてきた鹿が，何を勘違いしたのかベルトの
すぐ上のワイシャツをくわえ，舐めながらどんどん引っ張り出しました。
背中側のズボンに納まっていたワイシャツはすべて引っ張り出される
くらいとてもしつこかった。ワイシャツに味があったのか？
②男子のＢ君。鹿せんべいをあげた後，鹿の前で両手を広げ「もうな
いよ」のポーズ。普通だったらそれで鹿は近づいて来ない。しかし，鹿
はあきらめずにＢ君を追う。何故？バスに乗る前にポケットから鹿せん
べいを出して食べるＢ君，「匂ってたんだ，鹿には！」