イプシロンの打ち上げ成功 (スコット) [管理者より]
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日午後2時,新型の
固体燃料ロケット「イプシロン」を鹿児島県肝付町の内之浦
宇宙空間観測所から打ち上げました。
全長約24メートル、重さ約90トンのイプシロンは12年ぶり
に開発された国産の新型ロケットです。製造工程や部品の
簡素化,情報技術を駆使した自動点検システムで,以前の
M5ロケットで42日かかった打ち上げ射場での作業を7日
に短縮し,コストも75億円から38億円に半減。これまで数
十人で行っていた管制も,パソコン2台を数人で操作するだ
けで可能と開発チームの努力は相当なものだったようです。
当初は8月22日の打ち上げ予定でしたが,いろいろな原因
で2度も延期され,3度目の打ち上げで成功したものです。
打ち上げの目的は「純粋な科学研究目的の衛星打ち上げに
加えて,国際宇宙ビジネスに参入する道も目指している」(南
日本新聞社説より)そうです。これからもロケットの平和利用
を期待したいですね。
2013-09-15 20:03
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