管楽発表会！：久勝小ブログ：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

管楽発表会！ [編集]

１月２８日（土），鳴門市文化会館で行われた管楽発表会で，午後の部の
３番目に久勝小学校は登場し，無事に「ルパン三世」と「エル・クンバンチ
ェロ」の演奏をすることができました。昨年，インフルエンザのため，まさか
の出場辞退を経験したので，今回は『出場への思い』が達成できたことと
『無事に出場』できたことの喜びがあります。
　昨年出場辞退が決まった後，子どもたちの中には悔しさのあまりプログ
ラムを破った子もいたと聞いてます。その強い思いが今年も「エル・クンバ
ンチェロ」を選んだのでしょう。難しい曲への挑戦の意味もあり，子どもたち
の前向きな姿勢を感じます。

　出場する各学校の紹介が「○年連続□回目の出場です」とアナウンス放
送されますが，今までは何気なしに聞いていた，というよりほとんど聞き流
していました。しかし，今回は聞く度に『この学校は元気に連続して出場し
ているんだ！』と思いました。
　昨年度，久勝小学校が出場できなかったことを経験したことにより，この
管楽発表会へ出場することの重みを十分感じることができました。

　総勢５１名による「ルパン三世」と「エル・クンバンチェロ」の金管バンドの
発表は素晴らしいの一語に尽きます。この鳴門市文化会館の会場に来て
演奏・演技をするのは，たった数分間です。しかし，この数分間のために
長時間の練習と準備，先生の指導，当日の会場までの往復のバスの手配
・楽器の輸送などの段取りや準備が必要です。それは，本当に多くの人た
ちの支援や協力があって初めてできることで，感謝の気持ちでいっぱいで
す。　子どもたち本人の努力ももちろんあります。しかし，この発表（作りあ
げてきたもの）に至るまで支援や協力をしてくれた人々への感謝の気持ち
を子どもたちには持ってもらいたいと思います。

　どの学校の発表を聞いても，それぞれの学校がここに至るまで，練習や
準備に頑張ってきた姿が見えてきます。名前や場所が違っても，それぞれ
の学校で音楽を通して１つの目標に向かって取り組んでいることが実感さ
れます。
　そのたくさんの学校が一堂に会して演奏するこの管楽発表会は，別の見
方をすれば「長時間の素晴らしい音楽会」ですね。私も三庄，横瀬，久勝，
貞光，伊沢，足代，宮井，池田，山瀬と１０校の発表を鑑賞させていただき
ましたが，音楽に引き込まれて気持ちの良い時間をすごしていました。

　会場に到着したとき，阿波中時代の教え子で伊沢地区の２４歳と２０歳の
Ｆさん姉妹と会いました。二人は午前中からこの発表会を鑑賞しに来ていた
ようです。『卒業しても聞きに来る子がいるんだ！』と思いましたが，後で自
分が昼から音楽に引き込まれていたことを考えると，好きな人なら確かに
１日中聞いていたいと思っても不思議でないと思いました。私にとって２回目
で最後の管楽発表会，いろんな発見がありました。